2016年3月27日日曜日

インチキ科学および詐欺に引っかからないために(その8)


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日は、インチキ科学にだまされないためにということは、今回で、一旦終わりたいと思いますが、機会があれば、またやっていきたいと考えています。

 さて本日のテーマは、何だその陰謀論は???

 道化師「皆さんがよく好きなテーマの一つとして陰謀論が挙げられます。例えば、第2時世界大戦は、アメリカ側が、わざと日本に戦争をさせたとか、アメリカ同時多発テロは、ブッシュの陰謀だとか、NASAが月に到着したのは、事実ではなくて、テレビカメラで放送された捏造だ」と言った具合に起こる問題ですね。

 確かに、本当はそうなのかもしれないという部分はありますよね。

 しかし、ここで、皆さんもう一度思い返してみてください。

 それが陰謀であったとするという証拠はありますか?

 ということです。

 証拠もないのにもかかわらず、公共の電波や、公共の新聞が、憶測だけで記事を書く。

 具体的に証明されたわけでもないのにもかかわらずです。

 これが、いけませんね。そして、これを盲信して、その論理で展開する人々も正直どうかしているのかなと思います。

 皆さんは、この8回の講座でしっかり勉強したはずです。

 事実と向き合うには、まず、自分の考えている結論や思想を一旦おいておきます。

 そして、事実をデータおよび様々な人の意見・見解などを相互的に読みます。

 そして、その中から、合理的な結論を導き出せるようにするという訓練こそが、科学的思考・論理的思考へと導き出せます。

 間違っても結論ありきで考えてはいけません。

 結論ありきで考えると、自分の考え方と異なるデータが出てきた時にそれを無視してしまいます。これは、いわいるプロと呼ばれている人々新聞記者・テレビ関係者でもよくやってしまいます。

 したがってもう一度、いいます。

 まず、事実を集めます。そこから分析をします。

 そしてその結果を合理的に考えます。良ければ、他人の反対意見をメモに停めておくといいでしょう。

 こういうふうにして、他人からの話をそのまま聞くのではなく、自分の頭で考えて、自分で決断する。

 それが大事です。

 道化師「さて、ここまで、インチキ科学についていろいろと勉強してきましたね。そこで、道化師から一言。詐欺は、詐欺に合わないと思った瞬間にもうすでに詐欺にあっている。」ということです。常に気を引き締めましょう。

 

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