2016年3月29日火曜日

医療におけるチームワーク


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日は、医療業界におけるチームワークについてお話していきましょう。

 道化師「さて突然ですが、最強の医療もしくは、最高の医療とは何でしょうか?」

 恐らく多くの人が答えるのは、こういうことでしょう。

 最高の脳外科医・外科医・精神科医・麻酔科医・内科医を高い金を払ってスペシャリストを集めれば最高の医療が出来上がるだろう。

 道化師「本当にそうか?」ということが本日のテーマです。

えーと実は、こんな感じで、片っ端らから優秀な医者を集めてきて病院の運営をしようと試みたことがアメリカで一度ありましたが、失敗してしまったということです。

 なぜか?

 チームプレーができなかったからという一言につきます。

 まぁ、医学の世界にかぎらず、優秀な人間というのは、かなりあくが強い人が多い。もしくは、自分勝手な人が多いということが挙げられます。

 さて、ここで、組織的な問題で考えていきましょう。

 もしここに、優秀なお医者さんが一人だけいました。

 この場合、助手・およびサポートをする人々は、その人が優秀なので誰も逆らいません。本当は違いますが・・・

 その結果、一番優秀なお医者さんがリーダーシップを発揮して、悪く言えばワンマン独裁体制で、ガンガン治療方針を決定していきます。

 ところが、一番優秀な人ばかり集めると、必ず衝突します。

 こっちのやり方がいいとか、こっちのほうが患者が治る確率が高いとか。言い争いが激化してしまうという状況になります。

 組織としては、かなり問題になります。

 また、近年では医学部をもつ大学では、コミュニケーションを大事にしようと言う動きがあります。

 これは、そのお医者さんがいくら医者として優秀であったとしても、一人で患者を治すことは、できないのです。

 また、病院の経営ということになると、患者とのコミュニケーションも大切になりますし、信頼関係の構築も必要になってくるということですね。

 というわけで本日の結論は、医療は、一人でやるものではなく、チームで行うもの。たとえどんなに優秀な技術を持っていてもどんなに優秀な人であっても、チームプレーができない人は評価されないということです。

 道化師「えーと、この問題は非常によくおこります。特に、超人的な才能を持つ人々。超人的な技術力を持つ人々。まぁ、大学での出来事ですが、一つのプロジェクトを遂行するという簡単なことなのですが、もめるもめる。大学でのプログラミングの授業で、ゲームを一つ作るというのが、課題だったのですが、ソースコードが汚いだのスピードが遅くなるだの、デザインが悪いからやり直そうだの。ほうっておくとすぐに取っ組み合いの喧嘩になります。まぁ、そんな時いつも私は、まぁまぁまぁという役割だったのですが、当時の私は、俺必要あるのかと思ってましたが、みんないないと困ると言ってましたね。今世の中で求められていることは、案外まぁまぁまぁという対人コミュニケーションスキルかもしれませんね。」

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