2016年3月22日火曜日

インチキ科学および詐欺に引っかからないために(その5)


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日のテーマは、たとえ子供をしかるのに便利だからといって安易な方法に頼るべきではないをテーマにしてお送りしていきましょう。

 道化師「まぁ、皆さんお子さんを教育していると思うことはたくさんあると思います。例えば、子どもが思った通りに勉強してくれないとか、子どもがちゃんとしてくれないとかいろんなことを考えながら教育に奮闘されていると思います。男の子をお持ちの方は、特にそう思うかもしれません。そう、勉強の大敵・ゲーム・女の子の大敵・ラインなどがあるでしょう。」

 道化師「でもだからといって、ゲーム脳になるとか言わないようにしてください。間違った科学です。」

 ゲーム脳とは:ゲームをし過ぎることによって脳に影響を及ぼすということ。

 完全なデマでしょうね。

 ゲームをし過ぎると頭が悪くなるという人がいますが、根本的に間違えています。

 なんでもそうですが、勉強いがいのことに時間をさいた場合。

 勉強している時間の総量が少なくなるので基本的には馬鹿になります。

 つまり、悪いのはゲームではなくて勉強をしないということです。

 頭が良くなりたければ勉強をすればいい。

 ラインが悪いのではなくて、ラインをしている時間が長すぎて勉強していないから頭が悪い。

 道化師「ここで、保護者の皆さんが気をつけなければならないのは、安易な指導方針を取らないということが大切です。子どもに勉強をさせたいなら、子どもに勉強するという大切さをお話するということが大切です。子どもに努力をさせたいのなら、努力をすることの大切さを教えるべきだと思います。」

 道化師「子どもに努力をさせたいと思うのであれば、自分も努力するべきなのではないでしょうか?本当に皆さん努力しているのでしょうか?例えば、御飯を作るということ・仕事を一生懸命頑張る色んな所でいろんな努力がありますが、そもそも自分が努力していない人が、他人にあれこれ言う権利があるのでしょうか?」

 道化師「皆さん努力していますか?言い訳してやれない理由を言っていませんか?親の背中を見て子どもは育つといいますが、本当は皆さん自身が努力していないのが原因なんてことはないですか?なんとなく仕事してませんか?なんとなく生きていませんか?人生学び続けようという気持ちで頑張っていますか?」

 松井塾塾長「そういう意味では、私は父に非常に今でも感謝しています。父は、努力していない人でしたし、勉強もしていませんでした。具体例をあげるとするならば、家に帰ってきてから、ずーっと仕事のことを考えているような人でした。休みの日でも休日出勤をし、部下や同僚には、有給を消化するようにと指導し、事故が起これば子どもをおいて現場に駆けつけるというような人でしたね。」

 松井塾塾長「え、努力しまくってるじゃないですかって?父のことを借りるならば、普通でしょ。ということです。努力って努力したーってもんじゃなくて自然体で出来るもんじゃないでしょうか?」

 道化師「というわけで結論。科学的思考を身につけたいのならば、安易な方法安易な思考パターンを持たないこと。やり方がダメならやり方を変える。叱り方がダメなら叱り方をかえる。悩み続けること。勉強し続けることいくつになったとしても・・・。」

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