2016年3月17日木曜日

これからのブログは少し注意したほうがいいかもしれません。


 どうもこんにちは、松井塾の松井です。

 さて本日は、えせ科学についてお話します。

 えーなぜこのような題材を取り扱うのかということになるのですが、

 本ブログは、あくまでも大学受験で実際に出されたことをテーマにしてお送りしております。

 そのため、事実(本当の真実とは異なること)ではないことがたくさんあります。

 ということをあらかじめお断りさせていただきます。

 えーまず、科学的な思考ということがほとんどの人は、全くできません。

 では、皆さんが、科学的な思考ができないという証拠を検証してみましょう。

 質問です?

 幽霊は存在しますか?

 存在しますと答える方。存在しませんと答える方。

 皆さんは、どちらでしょうか?

 どちらの意見も科学的な思考ではありませんのでご了承ください。

 幽霊が存在しますと答えた方に質問です。

 幽霊が存在しますと証明されたという研究結果が存在しますか?

 幽霊が存在しませんと答えた方に質問です。

 幽霊が存在しませんと証明されたという研究結果が存在しますか?

 そう、どちらも科学的な思考ではないということになります。

 この問題を科学的にお応えするとするとこうなります。

 現在時点において、幽霊という物質に対する定義付けがなされていない以上お応えすることは、いたしかねます。

 ということになります。

 まず、その事象が正しいか、正しくないかというお話をする場合には、大前提として、
 定義が必要になってきます。

 定義とは、その物体が何を意味するのか、何のことを言っているのかということをきちんと決めてしまうということになります。

 例えば、宇宙人の存在を信じますかと聞かれても、

 宇宙人の定義はなんですかと聞きます。

 宇宙に住んでいる人ですと相手が答えたとします。

 そうすると私はいますと答えます。

 なぜなら、地球人も宇宙人だからと。

 そうすると、地球外生命体はいますかという質問に相手は切りかえてきます。

 地球外生命体の定義とは何ですかと聞きます。

 地球の外にいる生命体のことだと答えます。

 そうすると私は、もう一度聞きます。

 地球の外という概念は、大気圏の外ということでしょうか?

 地球という大地の外でしょうか?と

 そうすると相手は、大気圏の外とお答えするでしょう。

 そうすると私はいますと答えます。宇宙ステーションで活動している人間および実験動物および植物というようなぐあいでお話します。

 これが、科学的思考の第一歩目です。

 まずは、きちんと定義をしっかりしないといかなるお題においてもお答えすることはできません。

 それでは、次のステージに進みましょう。

 幽霊が仮に定義できたとして、幽霊がいますかという問いについては、こう答えなければいけません。

 2016年3月現在において、幽霊が存在したというエビデンス(証明)はなされていませんし、幽霊が存在しないというエビデンスもなされていません。

 したがって、幽霊が存在しているか存在していないかということについては、現在時点においてはわからないということになります。

 これが、科学的思考になります。

 道化師「ところが、大学受験の一部の問題に限らず、証明された事実がないにもかかわらず、断定的に言う事柄はたくさんあります。これは非常に問題なのですが、典型的な例で言うと、B型はわがままという意味不明なものがそうです。これらは、エセ科学と呼ばれるものです。科学ぽいことを言っているが、全然科学じゃないということです。」

 というわけでブログではまず、エセ科学についてのお話を中心にさせていただきますが、このインチキ科学むちゃくちゃ多いので注意してください。論文にもでていますし、様々なところで用いられています。

 恐らく、えそれもということが多いかもしれません。

 そして何よりもここが重要な事ですが、私が書いていることも信じすぎてはいけません。大切なことは必ず疑ってかかること。

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