2016年4月11日月曜日

官製ワーキングプアについて


 どうもこんばんは、道化師です。

 さて本日は、官製ワーキングプアについてお話していきたいともいます。

 道化師「ところで皆さんは、非正規雇用の公務員というのをご存知でしょうか?」

 知ってるよという方素晴らしいです。

 現在時点において、非正規の公務員の割合というのが、すでに40%近くにまで跳ね上がっているというのが現状のようですね。

 これは、非常に厄介な事態なのですが、この事実をみんな知らないで公務員の人件費を減らせ減らせと合唱しているのではないでしょうか?

 今、正規雇用で、雇用されている人に比べて、約3分の一もしくは2分の一ぐらいで雇われている人たちこれが非正規公務員ということになるわけですね。

 この非正規公務員と呼ばれる人たちに関してですが、道化師はあえていいましょう。

 道化師「この国の労働行政の中でいま、最も解決しなければいけない問題です。」

 この問題のやっかいなところは、この非正規公務員と呼ばれる人たちがほとんど何の権利も有していないということになります。

 例えば、本来あるはずの労働3法がまずあまりない。(誤解のないように付け加えておきますが、警察組織・防衛組織などは労働3権が、全くありません。しかし、一般公務員と呼ばれている人は、労働3権はありますが、その権利の行使には、一定の成約があります。)

 さてこの問題なのですが、公務員というのは、ストライキなどの権利が行使ができないということと引き換えに生活に支障のない給料を一定額もらえる権利と首にならない権利がもらえるのですが・・・・

 このいわゆる非正規公務員の人々は、一年ごとの採用になりますので、役に立たない場合は、さようなら。不安定な身分の状況に追いやられます。しかも、公務員の非正規雇用の場合、労働契約というものも存在しないので、今働いている人々の中で最も解雇されやすいし、首を切られやすいという存在です。

 その上、この人々は、ワーキングプアと呼ばれるような水準の給料しかもらえないという状況もたたあります。

 これは、非常に厄介な状況だと言ってもいいでしょう。

 道化師「よく公務員は、給料高すぎとかわけのわからん報道してるけれども、この数字、実は、非正規の公務員の給料を入れていない数字なんですよね。だから、非正規の公務員の人とあわせて給料を発表すれば、民間水準とほぼ同じになってるんですが、それは公表しないんですよね。しかも、正規雇用の公務員も恵まれているかというと全然そんなことはなくて、激務な上にサービス残業だらけの若者だらけということなんですね。」

 松井塾塾長「社会全体に余裕がなくなってきているということでしょうね。ですが、私は日本のため、江戸川区のためにがんばります。」

 道化師「相変わらず、他人への根性論は否定しますが、自分の労働は根性論の松井先生ですね。」

 松井塾塾長「子どもたちのことを思えば、労働は楽しいはずだ。」

 道化師「ということを社員が誰もいないにもかかわらず、自分に言う松井塾長でした。サラリーマンの時は、他人が37度で休む時の代わりはするが、自分は42度の熱でも気づかなかったそうです。www」

 松井塾塾長「体がすごくだるかったので、授業への情熱をなくしたと勘違いしてましたねwww」

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