2016年4月16日土曜日

マイナンバーの恐怖


 どうもこんばんは、松井塾塾長の松井です。

 本日は、ブログ記念スペシャルということで、お題「マイナンバーの恐怖」という題名をつけてみました。
 
 えーあらかじめお伝えしておきますが、普通のマスメディアとは、全く違う切り口で全く違う角度からお伝えしていくということになりますので、ご了承ください。

 松井塾長「まぁ、あくまでも松井先生の個人的な将来の予想なので、まぁ、当たらないだろうと思いながら気ままに書いていきたいという内容になります。」

 松井塾長「将来的に職業を選択するときの助けにでもなっていただけたらまぁなんでもいいのではないかな?ということになるでしょうね。」

 それでは、本日のお題についてお話していきましょう。

 あくまでも、フィクションです。嘘です。与太話ということになりますよ。

 これを聞いて、預金を引き出して、ゴールドに変えるとか、変な投資信託に投資するということは絶対にしないようにしてください。

 題して「マイナンバーの恐怖 本当は、怖いマイナンバー。」

 マイナンバー:国民の持っている資産および財産・住所・所得などを完全に把握できるように、一枚のカードにすべての情報を記入してしまおうということです。

 で、いろんなマスコミでは、これは国家による国民の監視社会が始まるとかしょうもないことを言っている人がいますが、はっきり言ってそんなことはどうでもいいです。

 

 民間に利用されるようになるマイナンバー

  さて、2020年ぐらいになると思いますが、マイナンバーも広く浸透し、マイナンバーの普及がどんどん普及してくると思われます。というか、普及しなかったら不便なままですが・・・

 さてここで、マイナンバーがすべての物事に利用できるようになるでしょう。

 クレジットカード・銀行預金・住所・給与のでどころ。などなどありとあらゆる分野でこういったものが全てできあがります。

 さてこういった情報が一つにまとめられるとすごく便利なことが一つあります。

 「何か分かりますか?」

 そうです。銀行の貸出業務が非常に簡単になるということになるわけですね。

 もし、その人のマイナンバーで、なにをどのくらい買って、どんな生活をして、どれくらいの収入があるのかということがわかってしまえば、その人にどれくらいの金融のリスクが存在していて、どのくらいの貸出ができるのかということが一瞬でわかるようになりますね?

 江戸川区ん「先生。それのどこが危険なんですか?利用者にとっては、スピーディにお金を借りることができるようになって、不動産を買うとき、車を買う時であっても、簡単に即時にローンが組めるということのどこにデメリットが有るんですか?」

 松井先生「私、だれが、利用者にとって本当に怖いマイナンバーなんていいました?」

 松井先生「ここで、ほんとうに怖いのは、銀行の方のことを私は言っているんですよ?」

 江戸川区ん「またまた、マイナンバーによって銀行の業務が簡単になったってことは、銀行にとってもメリットじゃないですか?いつでも、融資担当者が誰でも、簡単に、すぐに融資をすることができるようになれば、銀行員のお仕事は格段に楽になるじゃないですか?それのどこがデメリットなんですか?」

 松井先生「今、実は、君が言ったところにヒントが有るんですよ?まだ、わからないのですか?」

 江戸川区ん「????」

 松井先生「マイナンバーによって簡単にすぐにそして誰でも誰でも誰でも融資が可能になるということですよね?」

 江戸川区ん「?そういいましたが何か?」

 松井先生「あなたは、世界で一人しかできない素晴らしい製品にはどのくらいお金を出したいですか?」

 江戸川区ん「そりゃあたくさんお金を払いたい。」

 松井先生「じゃあ、あなたは誰でも作れるものにお金を払いますか?」

 江戸川区ん「払うわけないじゃないですかwwwだって、誰でも作れるということは、希少価値がない。つまり・・・・・!!!!!」

 松井先生「そう。誰でもお金を貸すことができるようになってしまうということは、裏を返せば、わざわざ銀行でやる必要性なくない?しかも、これだけインターネットが広まっている状況なのであれば、個人間同士でお金の貸し借りをやるプラットフォームが構築できるのではないかということです。」

 江戸川区ん「しかし、松井先生。いわいる一流と呼ばれている銀行が、預金を集めてくる上において、そこら辺の一個人とはレベルが違うでしょう。一個人は預金を集められないでしょう。」

 松井先生「ほほう。確かにね。では、その預金を集められたら、お金が儲かるの?」

 江戸川区ん「そりゃ、そうじゃないですか、だって、預金を集めて、誰かに貸して、その利子を取って・・・儲けるんですよ?」

 松井先生「へー、その預金を集めてきた銀行と個人とで利息の競争をしたら、銀行が勝つと?銀行には誰がいるの?」

 江戸川区ん「銀行員ですよ?」

 松井先生「銀行員の給料はどこから来るの?」

 江戸川区ん「さっき言ったじゃないですか、預金と利息の利ざやを取るんですよ。」

 松井先生「銀行ってどこにあるのインターネットの中?」

 江戸川区ん「なに言ってるんですか、駅前にどこでもあるじゃないですか?」

 松井先生「家賃を払って?固定資産税を払って?」

 江戸川区ん「もちろんそうなりますね。」

 松井先生「もう一度、聞こうか?個人でインターネットを使って、マイナンバーの情報を使ってお金を貸す場合、必要な経費はいったい何ですか?」

 江戸川区ん「えーと電気代と、インターネット代ぐらい・・・・!!!!!」

 松井先生「もう一度あえて聞こう。人件費や土地代や、なんやかんやのお金をたくさん支払いまくっている銀行と、個人的に少しお金が余っている個人とどっちのほうがより安い利率でお金を貸し出せますか?」

 江戸川区ん「個人ということになるのですか?しかし、200兆円ほども預金のある銀行がそうやすやすと貸出先なんていっぱいあるわけで。」

 松井先生「日銀の当座預金にたっぷり銀行のお金があるのにですか?日本の長期金利がマイナス金利なのにですか?」

 江戸川区ん「あーーーーということは、」

 松井先生「そう、私が、マイナンバーで本当に危惧しているのは、日本の今までの常識が通用しなくなる危険性がある。ということを言っているんですよ。今までは、集の力が絶対的に強かったが、その集の力が反対に足枷になるのではないかということですよ?」
 
 江戸川区ん「しかし、銀行は、危ないんですか?」

 松井先生「大丈夫だと思いますよ。銀行は、就職活動で、エリート中のエリートを集めていると言っても過言ではないので、少なくとも私よりは、何倍も何倍も賢い人でいっぱいのはずなので、インターネット社会になって何の対策もしていないということは、さすがにないと思いますが・・・」
 
 道化師「松井先生ーーー長銀って知っていますよね???拓銀って知ってますよね???」

 松井先生「うるさい黙れ。銀行は絶対に安泰な業種だ。」

 道化師「ほほう。ならば、松井先生銀行を当然就職活動の時考えたわけですよね?国際金融のグローバル経済を50冊近く読んでいたあなたなら、ね・・・」

 松井先生「というわけで本日の結論・護送船団方式に戻そうではなくて、マイナンバー制度は今まで既存のビジネスに大きな変換点をもたらす危険性があり。今すぐではないが、ゆっくりとそして着実に進んでいく。いつ気がつくのかは、貴方次第です。」

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