どうもこんばんは、道化師です。
さて本日は、ドイツ中央銀行の危機ということでお話をしていきたいのですが、ドイツ中央銀行の問題を語る上において、重要な事をしっかりと覚えておきましょう。
ドイツ中央銀行の危機として、フォルクスワーゲンの問題が浮上していますが、実際は、デリバティブ取引における焦げ付きが噂されているという状況になっております。
問題点の一つとしては、4月の利回りの召喚を乗り越えることができるのかということになっていますよね。(この記事は、3月24日に書かれています。)
さて、そもそもデリバティブ取引について知らない人がたくさんいるので、その話から中心に時事ニュースを取り上げていきたいわけですが、デリバティブ取引をする人は、頭おかしいと私は思っております。
道化師「あらかじめお伝えしておきますが、金融派生商品や、デリバティブ取引には、手を出さないことをおすすめします。基本的には、丁半博打と全く同じ構造になっています。偶数がでたら、1.8倍奇数がでたら1.8倍一回ごとに0.2倍を場代として払うということになります。つまり、長くやればやるほど、金融機関だけが儲かるので、基本的には損をします。知識を持たない人は、絶対におすすめしませんし、そもそも素人が手を出すべきものではありません。」
それでは、道化師が順番にお話をしていきたいと思います。
道化師「先物取引は死ぬ」もう一度いいます。「先物取引は死ぬ」
先物取引には、2種類存在しているのですが、先物取引市場のおおよそのポイントは、後で使う商品を先に払うということにあります。
例えば、ごはんやさんがあったとします。いつもお弁当を作るのですが、倉庫を持っていないとします。しかし、倉庫を持ってしまうとコストが高すぎるので、お米を取り扱う業者さんから、先に買うからお金をもってお米を貰う権利だけ持っておく。これが、先物取引この頃は、先物取引は、リスクをなくすために考案されたもの。
例えば、お弁当屋さんが、病気になってしまってお弁当屋さんを続けることができなくなってしまいました。
そこで、3ヶ月もののお米を買う権利をほかの人に安くで渡す。そうすると本来は、病気になったお米やさんは、100万円の損失だったものが、5万円の損失になる。別のお弁当屋さんは、95万円で仕入れられるので、5万円の儲けになる。倉庫の人は、安定的にお米が売る先を確保できるので、安心して倉庫を運営できるというような形だったのですが・・・
なにを勘違いしているのか知りませんが、先物取引の売買で金を稼ごうとする人が出てくるんですね。
例えば、米が、不作になっているという情報を手に入れた、だから、米を先物買いをしておこう。そして、3ヶ月後に値上がりした時に売れば大儲け。
道化師「バカです。えーと根本的に金融工学を勘違いしている人たちがいっぱいいるのですが、警告しておきます。」
道化師「そもそも、金融工学というのは、リスクを最小にするために考案された学問です。金を得るために考案された学問ではありません。しかし、ほとんどの人は、お金を儲けたい一心で金融工学を勉強します。アホですか?」
道化師「これらの金融工学の根本にあることとして、リスクをいかに分散するのかということが大事になります。お弁当だけでは心配だからお茶も販売してみよう。お弁当事業がダメになった時のために、余ったお金は他のことに投資をしておこうと考えるのが金融工学であって、どうすれば儲かりますかということを考えるためのものではないということです。」
道化師「ところが、この金融工学を使って不当に金儲けをする人がたくさん現れているというのが現状です。日本でもありましたが、デリバティブ取引で大儲け。こんな風にお金が儲かりますという数学の確率を使ってもっともらしいことを言ってリスクの高い商品を買わせて、手数料を取るこれがビジネスの基本ということになります。だ・か・ら・デリバティブ取引なんかで儲かることは、絶対にない。なぜ絶対にないか説明しましょうか?」
デリバティブ取引によくあげられるのが、大豆・石油・コーン・ニッケル・銅・金・銀なんかがあげられます。
特にやっかいなのが、穀物とエネルギー関連でしょうね。詐欺師のパターンとしてよくあるのが、この3つのコンボ技による殺し技でしょうね。
レバレッジ取引・3ヶ月先物・先物売りこの3つの複合技が一番きついということです。
レバレッジ取引は、テコの原理ともよく言われるのですが、100万円しか持っていない状況で、1000万円分の取引をするということです。この時の、100万円を証拠金ということになります。
要するに、手持ちの資産で10倍の取引をすることで10倍の利益を得られるということです。(したがって、100倍のリスクがありますと覚えましょう。)
そして、3ヶ月先物
3ヶ月後にどんなことがあろうともその値段で買わなければならない。もしくは、売らなければならないということ。
買うのは、まだましなんですよ。例えば、とうもろこし1トンを先物買いしても、3ヶ月後にとうもろこし1トン来るだけなので、とうもろこし食べ続ければいいですね。一日、1キログラムとうもろこし食べるとして、3年間で食べ終わりますよねwww(この時点で、穀物やエネルギーの先物を買うことがいかにバカかということを考えてほしい。)
そして、やっかいなのが、先物売り。
持っていないものを先に売ったことにして、後で買ってきて何とかするというもの。(値下がりを見越してやる取引のこと)
手元にない、とうもろこしを先に売ったことにする。ところが、もし、何らかの理由でとうもろこしが手に入らなくなったら・・・値段はどうなる???????
篠崎くん「跳ね上がる。!!!」
道化師「どこまで?」
篠崎くん「え、どこまでって???」
道化師「とうもろこしの価値は、0円まで下がるよねつまり、どんなに損しても1000万円の損失で済むよね?でも・・・1000万円で売ったとうもろこしが、いくらまで上がりますか?」
篠崎くん「どこまでも上がり続けるということになります・・・・」
道化師「そう、これが、レバレッジをかけた信用買は、家を失う。信用売りは命を失う」という理由です。
篠崎くん「でも、道化師、食糧不足が起こるっていうのを見越して、食料を買い占めておけば儲かるんじゃないですか?」
道化師「そうですね。死にたいのならどうぞ。」
篠崎くん「え、なんでですか?」
道化師「人が飢えているのをみて、自分だけ儲かっています。そんな人が、大量の食料を持っているってわかったらどうする?」
篠崎くん「奪いに行く・・・あそうか。」
実際に海外で、先物や商品取引が考案された時に起こった事件の一つです。いつも、お伝えしていることですが、他人が不幸になるのを喜ぶようになったら、人間はやめたほうがいい。
篠崎にある松井塾の塾長が高校生・中学生向けに大学受験・高校受験を突破のために作られたブログになります。基本的には、入試で出された問題をベースにして勉強に親しみやすいものとなっております。ご覧になられた方には、賛否両論あると思われますが、何卒よろしくお願いいたします。
2016年4月26日火曜日
最新の投稿記事
このブログで読まれている記事
-
松井塾の松井です。 松井塾長「まず、初めに、松井塾にお通いの小学生及び中学生及び高校生・保護者の皆様。そして、長らく応援していただいています。”松井健太”の関係者の皆様。熱く(漢字の間違いではありません。)御礼申し上げます。」 道化師「・・・・・でたよ。松井塾名物が...
-
どうもこんにちは、松井塾長の松井です。 国立 東京工業大学附属科学技術高等学校(偏差値72) 高校偏差値 参照データ 道化師「・・・・はい。いつものようにいつものように。あれです。無理ゲーを通してみたのコーナーです。」 道化師「はい。それでは松井塾長い...
-
どうもこんばんは、松井塾の松井です。 松井塾長「誤解のないようにお伝えしておきますが、松井塾は、夏の花火大会を禁止していません!!!夏の花火大会に行きたい人は、塾を休んで、夏の花火大会にいきましょう!!!」 さて、本日のテーマですが、松井先生の江戸川区の花火大会について、...
-
どうもこんばんは、松井塾長の松井です。 さて、本日のテーマは、「安全保障のジレンマ」でお送りしていきます。 安全保障のジレンマとは:自国に対する脅威を排除しようとして、安全保障を強化すると、さらに自国に対する脅威が増大してしまうということ。 で、ここからが、第一次世界...
-
どうもこんばんは、道化師です。 さて、本日のテーマはこちら。 オーバーエデュケーション問題についてということになります。 道化師「さて、この問題は、教育問題では、絶対に登場しない問題です。特に教育関係者は、絶対に認めたくない問題の一つということになります。」 道化...
-
どうもこんばんは、松井塾長の松井です。 さて、本日も「死闘800日、偏差値240上げて立教大学合格!!!」でお送りしていきます。 前回までのあらすじ 松井塾長が、大学受験で1教科偏差値50以上上げて、3教科で150上げなければならないという壁にぶち当たり、松井塾長自身...
-
どうもこんばんは。松井塾の松井です。 さて、本日も、松井塾の合格速報のお時間になります。 道化師「はい。いつものように来たよ。今度は、特待合格だ!!!(入学金免除)」 松井塾長「松井塾では、合格速報を生徒の状態がどういう状況だったのか?どういうふうにがんばった...