2016年4月26日火曜日

デリバティブ取引は、バカ

どうもこんばんは、道化師です。

さて本日は、ドイツ中央銀行の危機ということでお話をしていきたいのですが、ドイツ中央銀行の問題を語る上において、重要な事をしっかりと覚えておきましょう。

ドイツ中央銀行の危機として、フォルクスワーゲンの問題が浮上していますが、実際は、デリバティブ取引における焦げ付きが噂されているという状況になっております。

問題点の一つとしては、4月の利回りの召喚を乗り越えることができるのかということになっていますよね。(この記事は、3月24日に書かれています。)

さて、そもそもデリバティブ取引について知らない人がたくさんいるので、その話から中心に時事ニュースを取り上げていきたいわけですが、デリバティブ取引をする人は、頭おかしいと私は思っております。

道化師「あらかじめお伝えしておきますが、金融派生商品や、デリバティブ取引には、手を出さないことをおすすめします。基本的には、丁半博打と全く同じ構造になっています。偶数がでたら、1.8倍奇数がでたら1.8倍一回ごとに0.2倍を場代として払うということになります。つまり、長くやればやるほど、金融機関だけが儲かるので、基本的には損をします。知識を持たない人は、絶対におすすめしませんし、そもそも素人が手を出すべきものではありません。」

それでは、道化師が順番にお話をしていきたいと思います。

道化師「先物取引は死ぬ」もう一度いいます。「先物取引は死ぬ」

先物取引には、2種類存在しているのですが、先物取引市場のおおよそのポイントは、後で使う商品を先に払うということにあります。

例えば、ごはんやさんがあったとします。いつもお弁当を作るのですが、倉庫を持っていないとします。しかし、倉庫を持ってしまうとコストが高すぎるので、お米を取り扱う業者さんから、先に買うからお金をもってお米を貰う権利だけ持っておく。これが、先物取引この頃は、先物取引は、リスクをなくすために考案されたもの。

例えば、お弁当屋さんが、病気になってしまってお弁当屋さんを続けることができなくなってしまいました。

そこで、3ヶ月もののお米を買う権利をほかの人に安くで渡す。そうすると本来は、病気になったお米やさんは、100万円の損失だったものが、5万円の損失になる。別のお弁当屋さんは、95万円で仕入れられるので、5万円の儲けになる。倉庫の人は、安定的にお米が売る先を確保できるので、安心して倉庫を運営できるというような形だったのですが・・・

なにを勘違いしているのか知りませんが、先物取引の売買で金を稼ごうとする人が出てくるんですね。

例えば、米が、不作になっているという情報を手に入れた、だから、米を先物買いをしておこう。そして、3ヶ月後に値上がりした時に売れば大儲け。

道化師「バカです。えーと根本的に金融工学を勘違いしている人たちがいっぱいいるのですが、警告しておきます。」

道化師「そもそも、金融工学というのは、リスクを最小にするために考案された学問です。金を得るために考案された学問ではありません。しかし、ほとんどの人は、お金を儲けたい一心で金融工学を勉強します。アホですか?」

道化師「これらの金融工学の根本にあることとして、リスクをいかに分散するのかということが大事になります。お弁当だけでは心配だからお茶も販売してみよう。お弁当事業がダメになった時のために、余ったお金は他のことに投資をしておこうと考えるのが金融工学であって、どうすれば儲かりますかということを考えるためのものではないということです。」

道化師「ところが、この金融工学を使って不当に金儲けをする人がたくさん現れているというのが現状です。日本でもありましたが、デリバティブ取引で大儲け。こんな風にお金が儲かりますという数学の確率を使ってもっともらしいことを言ってリスクの高い商品を買わせて、手数料を取るこれがビジネスの基本ということになります。だ・か・ら・デリバティブ取引なんかで儲かることは、絶対にない。なぜ絶対にないか説明しましょうか?」

デリバティブ取引によくあげられるのが、大豆・石油・コーン・ニッケル・銅・金・銀なんかがあげられます。

特にやっかいなのが、穀物とエネルギー関連でしょうね。詐欺師のパターンとしてよくあるのが、この3つのコンボ技による殺し技でしょうね。

レバレッジ取引・3ヶ月先物・先物売りこの3つの複合技が一番きついということです。

レバレッジ取引は、テコの原理ともよく言われるのですが、100万円しか持っていない状況で、1000万円分の取引をするということです。この時の、100万円を証拠金ということになります。

要するに、手持ちの資産で10倍の取引をすることで10倍の利益を得られるということです。(したがって、100倍のリスクがありますと覚えましょう。)

そして、3ヶ月先物

3ヶ月後にどんなことがあろうともその値段で買わなければならない。もしくは、売らなければならないということ。

買うのは、まだましなんですよ。例えば、とうもろこし1トンを先物買いしても、3ヶ月後にとうもろこし1トン来るだけなので、とうもろこし食べ続ければいいですね。一日、1キログラムとうもろこし食べるとして、3年間で食べ終わりますよねwww(この時点で、穀物やエネルギーの先物を買うことがいかにバカかということを考えてほしい。)

そして、やっかいなのが、先物売り。
持っていないものを先に売ったことにして、後で買ってきて何とかするというもの。(値下がりを見越してやる取引のこと)

手元にない、とうもろこしを先に売ったことにする。ところが、もし、何らかの理由でとうもろこしが手に入らなくなったら・・・値段はどうなる???????

篠崎くん「跳ね上がる。!!!」

道化師「どこまで?」

篠崎くん「え、どこまでって???」

道化師「とうもろこしの価値は、0円まで下がるよねつまり、どんなに損しても1000万円の損失で済むよね?でも・・・1000万円で売ったとうもろこしが、いくらまで上がりますか?」

篠崎くん「どこまでも上がり続けるということになります・・・・」

道化師「そう、これが、レバレッジをかけた信用買は、家を失う。信用売りは命を失う」という理由です。

篠崎くん「でも、道化師、食糧不足が起こるっていうのを見越して、食料を買い占めておけば儲かるんじゃないですか?」

道化師「そうですね。死にたいのならどうぞ。」

篠崎くん「え、なんでですか?」

道化師「人が飢えているのをみて、自分だけ儲かっています。そんな人が、大量の食料を持っているってわかったらどうする?」

篠崎くん「奪いに行く・・・あそうか。」

実際に海外で、先物や商品取引が考案された時に起こった事件の一つです。いつも、お伝えしていることですが、他人が不幸になるのを喜ぶようになったら、人間はやめたほうがいい。

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