2016年4月29日金曜日

成績が伸びる生徒

どうもこんにちは、松井塾長です。

さて、本日は、どうすれば、成績が伸びるのかということについて考えていきましょう。

成績が伸びるタイプ。これは、いくつかパターンがあります。

とか書くとおおそうなのか?みたいな感じでみんな喜ぶのですが、まぁ、私からすると成績を伸ばす方法なんていうのは、勉強量の増大と頭を使い続けると目的意識を持つということなんでしょうが、まぁ、成績が伸びるタイプっていうのを書いてみようかなぁと思います。

ただし、このブログは、松井先生が指導したらという前提条件になりますので、あくまでも私の見解ということでご了承ください。

それでは、伸びやすい順番に、書いていきましょう。

1,考えて行動しないタイプ。行動してからも考えないタイプ。思い立ったら行動するタイプ。(いわいる素直なバカ)

このタイプ一番伸びます。

この人達は、基本的に計画的に何かをするということが全くできません。基本的に脳の構造が単純に出来ています。

そして、真っ先に思いつくのがやってみよう。

やってみよう。失敗した。やってみよう。失敗した。やってみよう。これを死ぬまで繰り返します。

で、このタイプの一番厄介なところは、誰からも理解されないということにあります。

親が、どちらかと言うと計画的に物事を遂行するタイプで、子どもがこのタイプだと理解不能に陥ります。

親「だから、何回もはやく寝ろって言っているでしょう!!」

子「そんなの関係ねぇ」

みたいな親子バトルが勃発しますが、基本的にこのタイプに対する指示出しはできるだけ、簡潔に言ってあげる必要性があります。

指示の出し方

「とにかくやれ。」「空白をうめろ」「ごちゃごちゃ考えるな。」「数学に全力投球」みたいな指示の仕方になるでしょうね。

まぁ、こんな感じでしょうか?ただし、このタイプを指導する場合には、信頼関係が重要になってきます。彼らは、信頼関係のない人間の話は全く聞かないという性質を持っていますので、絶対に聞きません。(右から左へ受け流す)

2,自分の限界を決めないタイプ

500点満点の試験でいくらまで取れますかという質問をしてみましょう。それで大体伸びるレベルが変わります。

400点・450点・500点?

まぁ、優秀なのは、500点は取れるよと言って、500点取れるようにがんばろうとするタイプ。これが一番強いと言いたいところですが、550点目指せと言って、がんばろうというタイプこれが一番強い。

500点満点の試験で500点しか取れないじゃんとかいう人残念ですが、思考パターンを変えたほうがいいでしょう。

まぁ、私は、550点取れるよというと、まじですかと言って、本気で550点取りに行こうと勉強する人間が、1000人いると一人ぐらいの割合でいます。

さて、どうなるかというと、彼らは、入試直前ぐらいに気が付きます。

先生、550点って無理じゃないですか?とwww

でもその頃には、成績は上がっているということですね。

多くの人々は、無理な理由というのを考える。

無理な理由考える意味ってあんの?って思いますねw

スティーブ・ジョブズさんにできて自分にはできない。

堀江貴文さんにできて自分にはできない。

できない言い訳を考える達人と私は呼んでいますが、これはダメな思考プロセスです。

これは、親世代の人々や、年をとった人と話をしてみるとよくわかります。そりゃ先生にはできるけどもう歳だし。みたいな感じでしょう。

「ちがーーーーう」。「これ親の人はよく覚えておいてください。このもう無理でしょみたいなのは、必ず子どもに伝染していきます。無理じゃない。できるんです。」

「子どもはよくも悪くも親や周りの大人達の鏡となります。親が安定志向だと子どもも安定志向になります。教師がやる気が無いと、生徒もやる気が無くなります。」

「歳だから・頭が悪いからとか」「そんなの関係ねぇ」

3,一つのことに没頭しすぎるタイプ

えーよくいますが、ゲームを死ぬほどやり続けるとか野球部の練習で死にそうになるまで頑張るタイプとか、寝ないで勉強し続けるとか、ずーっと散歩するとか。

まぁなにか一つのことを永遠とやり続けるということがあります。

ただし、このタイプも同様に周りから理解されにくいという宿命を持っています。

アリをずっと見続けるというので気が付くと、夜中になっているとか、電車を見続けるとか、ひょっとすると頭がオカシイのではないかと思われるケースが有りますが、実は違います。

優秀なんです。

ただし、このタイプは、基本的にきような動きができません。したがって、あれもこれもと要求を出すとパンクします。

したがって、ただひたすらにやり続けろみたいな指示の出し方をしなければなりません。

ただ、このタイプも先ほどと同様に信頼していない相手のいうことは全く聞かないのでご注意ください。

4,アホな指示をきっちり守るタイプ

私がよく言うこととして、空白を何でもいいから埋めろという指示をだす時があります。

そして、千葉御三家に受かった生徒がこちら。爆発的に伸びましたが、

わからないから全ての空白を”イ”で埋め尽くす。

30次以内で答えないさいというところを、

”いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい”みたいな解答を書いている。

ふざけていると思われるかもしれませんが、本人はいたって真剣に書いています。はっきりいいますが伸びます。

他にも、ヒトラーと答えを書くところを、松井健太とかく。

どうしてもわからなかったらしくて、松井先生みたいな独裁者というところの授業で覚えていたらしく、私の名札が目の前にあったのを見て、松井健太と書く。

「スプレンディード」「すばらしい」

こういうことなんですね。

これは、確かに入学試験なら不合格かもしれない。

しかし、松井塾の入社試験だったらどうでしょうか?

1%かも知れないがチャンスありますよね?

こういったチャンスを掴みに行こうとしている姿勢が大事だということなんです。

5,楽観主義者(ちょっと意味が違います。)ポジティブすぎる人

初めてきた生徒で、0点をとった生徒がいたとします。

これを皆さんどう考えますか?

私はいつもこういいます。「無限の可能性がある」(マジで言っています。ここ重要です。マジで言ってあげないと伸びません。)

そうすると次のテストで10点になった。

そこで、こう言ってあげましょう。

0に100かけてみ。0やろ0点から10点にしたってことは、無から有を創りだしたんでしょう。すごくない。

お前は無限大に成長したんだぜ。と(何度もいいますが心の底から言わないとダメです。)

そうすると、彼は言う。俺は無限の可能性を秘めている。と。

次の試験で彼がとったのは、90点。

彼の言葉は「俺の成長は鈍った。」www

さて、その生徒次の試験では満点をとった。

しかし、こういう。どうしてだ。なぜ俺の成績は、これ以上上がらないんだーーと

まぁ、こんな感じですね。

他にも、「スティーブ・ジョブズに出来てるんやろ。お前でもできるだろ」とか「開成高校の正門は開いているから入れる」とか「喧嘩で負けなしのお前が勉強で負けるはずがない」とかを本気で信じて勉強できる人たちって言うのは非常に強いですね。

松井先生「まぁ、こんなところですね。とにかく勉強ができるようになる人たちっていうのは、とにかくできるっていう方向に自分をポジティブに持っていくことができる人達が多いですね。自己暗示というやつでしょうか?まぁ、よくわかりませんが、とにかく勝てない理由をひたすら考える人達は、ちょっとまずい気がしますね。」

6,叱られて伸びるタイプ

まぁ、これはよく言うことなんですが、「褒められて伸びるタイプ」と自分でいう人は、伸びません。

例えば、どんなことでもいいのですが、誰かに叱られたとしましょう。「くっそーーー次は見とれよ」って思えるかどうかですね。このタイプ強いです。

で、このタイプの非常に恐ろしいのは、自分に対して結構厳しいタイプが多いです。こんなんじゃダメだみたいな。

ところが、この反対の褒められて伸びるタイプと自分でいうタイプは非常にやっかいです。

「褒めないとふてくされるし、ほめられると調子に乗る。」したがって、どっちに転んでもダメになります。

まぁ、人生は厳しいということを肝に銘じるというところから初めていかないとダメでしょうね。

7、安易な方法に頼らないタイプ

「楽して儲かるマル秘投資テクニック」とか「食べて痩せるダイエット」とかと同じです。

あれで、成功した人いるのかと思います。

勉強でも同じで、「絶対に出る中間テスト問題」とか「1ヶ月で劇的に伸びるセンター試験の教材」とか「学校の定期テストのプリントをコピーするだけ」とか「受験に受かりやすい参考書」とか「東大生のノート」とかこういったテクニカルな手法ばっかり模索する人達は、伸びません。

この人達がやっかいなのは、真実を言ってもいつまでも聞かないという厄介さにあります。

頭のいい人はノートが綺麗とか字が綺麗とか、ノートの取り方が完璧とかいつも言うことですが断言しましょう。

頭のいい人のノートは汚い。というか私に至っては大学でノートをとったことがない。

頭のいい人でもノートが綺麗な場合もある。ノートの綺麗さと頭の善し悪しに関係性など無い。

まずは基礎問題をきっちり仕上げる。何度も何度も繰り返しやり直す。この作業の繰り返し。

楽して美味しい料理は作れないし、楽してお金は稼げない。楽して学問は習得できない。

そして、最後に松井先生から言いたいことは

松井先生「そんなに楽して手に入れたものがたくさんあって、いったい君の心には何が残るんだい?」

というわけで、伸びる生徒は、この言葉が、どれだけ心で理解できるか?

「頑張るときはただひたすら頑張るのみ。脇目もふらずただひたすら頑張るのみ。自分信じて頑張るのみ。余計なことは考えるな。ただひたすら頑張るのみ。方法なんてない。ただひたすら頑張るのみ。」

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