2016年4月7日木曜日

日本の公務員はしんどい(絶対に間違ってはいけない公務員)(無理じゃない?)


 どうもこんばんは、道化師です。

 いやー前回といい前々回といいハードな内容が続くわけですが、これからも少しハードな内容が続きます。

 今回は、絶対に間違ってはいけない公務員でお送りしていきます。

 道化師「人間ですので間違いはあります。ところが日本人は、完璧なる組織を作りたいひとが多いみたいですね。はっきり断言しますが、無理です。」

 公務員万能論:勝手に私がつけましたが、公務員は絶対に間違いを犯してはならないという考え方。この考え方自体は、別にいいんです。ミスばっかりされたらたまったもんじゃないですからね。

 これの弊害はこんなところで起こる。

 学校の先生は、生徒を教育するにおいて、絶対的でなければならない。

 学校の先生は、間違いをおかさない。当然、その組織である学校も間違いをおかしてはならない。だからいじめなどあってはならない。

 警察官は、絶対に誤認逮捕してはいけない。

 だから、警察官が、逮捕するときは、必ず有罪でなければならない。

 というような理論なんですが・・・・

 現実的な問題として、何万人といる先生や、何万人といる警察官や、何万人といる公務員が聖人君主であるという確率考えられますか?

 「ありえないでしょう。」

 で、これらの問題はなにを引き起こすかということになるのですが、そのように間違ってはいけない問題という前提で法律まで作られるという厄介さにあります。

 学校はいじめが起こってはいけないようにしなさいという理念とか。

 警察官が誤認逮捕してはいけません。した場合は、厳しい罰則がついたり・・・

 道化師「では、実際にイジメ問題が発生した場合皆さんどうしますか?誤認逮捕してしまった場合どうしますか?私のように正直に言いますか?松井塾塾長のようにすいませんプリント配り忘れてましたといいますか?」

 そう。実際に日本人の多くがこの思想に取り憑かれているのだが、学校の先生は間違いをしない。だから、間違いが起こっても、それは間違いではないという謎の組織の理論が働きやすい状態になってしまうわけです。

 篠崎くん「なんだ、学校ってけしからんな。」

 道化師「それを、そんなふうに言っているからいつまでも民主主義が発達しないんですよ。もし、いじめが起こるとするならば、どうすればいじめを少なくできるのか?どうやって情報を収集するのか、専門の機関を作るのがいいのか?保護者の皆さんに協力させるのか、納税者である我々全員の責任であるという自覚しなければいけないんですよ。」

 篠崎くん「警察でも同じことがいえますか?」

 道化師「警察でも同じことがいえます。日本の警察は非常に優秀なので、ほとんど冤罪事件が起こりません。(冤罪という使い方は本当は違うのですが・・・)本当は犯人じゃない人を捕まえてしまうということはほとんどありません。しかし、これが問題の本質でもあります。怪しい人を警察に連れていけない。捜査が難航する。その間に別の被害者が出るという状況になるわけですね。」

 篠崎くん「じゃあ例えばどうすればいいの?」

 道化師「例えば、怪しい人は、全員一旦警察に連れて行く。それで一通り聞いてみる。問題がないなら帰す。金銭的補償はする。また、呼び出すみたいなことができればもっと早く進んだりしますがね。」

 篠崎くん「うわーでも、警察に連れて行かれた時点で人生オワターって気持ちになりますよね。」

 道化師「それが、いけない。だから、こんな会話ができるようになるといいかもしれませんね?」

 社員「すいません。犯人と疑われているみたいなんで、警察に行ってきます。有給ください」

 社長「OKOK取引先に連絡しとく。」

 取引先「あ、警察に逮捕されたのね。わかった出てきたら、明日でいいからきてね。犯人だったら別の人連れてきて。」

 社員「いやー警察に行ってきたおかげで、1万円とカツ丼もらえてラッキーラッキー。」

 道化師「みたいには、ならないよね。そう簡単には・・・・」

 というわけで、国民的理解がまだまだ得られる日は来ないと思いますので、公務員の皆さんがんばってください。まぁ、このブログを読んでいる人も、あー日本人の完璧主義ってそういう弊害があるのかぁーと想ってもらえればいいですね。

 道化師「ところで、松井塾塾長は、警察をお世話したことが何度もあります。何度もいいますが、お世話したことと迷惑をかけられたことがあります。」

 警察の落し物を拾ったこと2回

 警察官に自転車で歩道にいる時にぶつけられそうになったこと2回

 事故の目撃証言2回

 パトカーにひかれそうになったこと2回

 万引きの現行犯(正確には窃盗の現行犯)を捕まえるときに110番通報した時に電話の対応がアホすぎたのできれた。(警察の通信指令本部から後日謝罪がありました。ぜひ、また何かありましたらクレームを入れてくださいだとwww恐らく、完璧なクレームだったからだと思いますが。)

 松井塾塾長「仏の顔も3度までといいますが、9回目でさすがに切れましたね。」

 道化師「あと、松井塾長は、警察に捜査の協力をしてパトカーから出てきて、警察官にありがとうございましたってされたのを他人に見られてたんですよね。www」

 松井塾塾長「そう、だからその話を生徒にしたら・・・・」

 生徒A「不良10人ぐらいスタンドでぶっ倒して・・・鉄格子破ったんですか?」とか

 生徒B「警察官締めあげたんですか?」とか

 生徒C「え、どんな恐ろしいクレーム入れたんですか」とか

 言われたwwww

 松井塾塾長「誰ひとりとして、俺が犯人かなんかだとか思わなかったが、誰一人、俺が捜査に協力した善良な一般市民だとは思わなかったよーーーー。おまわりさ~ん。今度俺を送るときは、普通の自動車で送ってくれよーーーー。あと、あんなに頭下げなくていいよーーーー。」

 道化師「じゃあ、松井先生そんなに不利益を被っていながら、また、事件・事故を見てしまったら?」

 松井塾塾長「もちろん協力します。それが、健全なる民主主義国家への第一歩ですからね。自分たちの大好きな江戸川区は自分たちの責任で守る。それが、民主主義だ。公務員だけ働けばいいってもんじゃないよね?」

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