2015年9月18日金曜日

格差問題(外伝)資産による格差


 どうもこんにちは道化師です。

 本日は、少し変わったテーマからもおおくりしていきたいと思います。

 「資産による格差」というのをテーマにお送りしていきます。

 実は日本は少し変な国でして、所得だけで見ると格差がそれほど存在していないということになります。

 例えば、上位1%の所得は1300万円 上位5%の所得は、1000万円程度ということになります。

 もしも、格差是正で所得税をということになりますと、このぐらいの金額を稼いでいる人たちから搾り取ることになりますが・・・この人たちそんなに裕福なのでしょうか?

 実際問題この人たちが一番割を食っている年収になりますので、ご注意ください。

 さて、日本ではもうひとつの格差の指標を見ていきましょう。

 それは、資産の格差について見ていきましょう。

 これは、少しすごいことになります。

 まず、上位一%の金融資産は、3億円近くなると言われています。

 というわけで、ここでの問題なのですが、この3億円近く金融資産がある人と、0円の人との租税が全く同じでいいのかということになるのです。

 日本の富裕層の多くは、金融資産の多さにあると言ってもいいでしょう。

 ただし、ここで多くの人は考えると思いますが、金融資産を持っている人に課税すればいいだろうという理屈になると思いますが、世の中には資産には株式があります。

 金融資産への課税を強化すると株価が暴落する危険性をはらんでいるということになります。

 というわけで、格差問題とは、「所得格差」だけじゃない「金融格差」もあるということをお忘れなきよう。これの対策方法はものすごく難しい。

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