2015年9月26日土曜日

長ーいなが~い江戸幕府の話(江戸幕府の仕組みについて考えよう)


 どうもこんにちは、松井塾の松井です。さて本日は、江戸幕府について考えていきましょう。

 篠崎くん「江戸幕府ってすごい複雑で覚えることがいっぱいあったような気が住んですが・・・・」

 松井塾塾長「その通り、だから、何がどういうもので、どういう仕組を持っていて、どんなふうに動いているのかということをしっかり把握していかないとワケワカメになりますよ。」

 江戸川区ん「・・・・・・」

 それではまず皆さんも一緒に見ていきましょう。

 まずは、さかのぼること一六〇〇年関が原の戦いが起こる。

 東軍 徳川家康 VS 西軍 石田三成

 石田三成は、豊臣秀吉の重臣として徴用されていた武将の一人であるが、相手は、「泣かぬなら泣くまでまとうホトトギス」で有名な男、徳川家康

 徳川家康なんと関ヶ原の戦いが起こる前の段階から、すでに西軍のほとんどの武将を寝返らせるという状況にある。

 これは後に、外国の軍事顧問が、関が原の戦いの状況をみたら、一目で西軍 石田三成陣営の勝利といったと言われています。

 つまり、それほど不利な陣であるにも関わらず、徳川家康は、初めっから勝つための戦略を十分用意していたと言いことです。

 恐ろしい徳川家康。

 さて晴れて、江戸幕府 初代将軍になった徳川家康ですが、まだまだこれからです。しっかりとした仕組みづくりをしていかなければなりません。

 さて本日は、江戸幕府の仕組み 重要な二つだけを行っていきます。

 1、将軍の下で一生懸命働く 老中(ろうじゅう)

 将軍の世の中が長いこと進んでいくと、老中(ろうじゅう)という役職が非常に重要になってきます。

 会社で言うと、将軍は会長。老中は社長ということになります。実質的に権限を握っているのは、老中ということになりますね。

 2、三奉行体制

 国を支配するときにひとつの権力に集中させるのは、極めて危険なことになります。

 すぐに、その人の思い通りに政治を動かすことになってしまうからですね。

 そこで三つの奉行を 別々に分けます 町奉行 勘定奉行 寺社奉行になります。

 町奉行 (今で言うところの警察の役割。)「町を見回りますよ町奉行」

 勘定奉行(今で言うところの財務省)「いつもお金のことを考えています勘定奉行」

 寺社奉行(今はないですね)「お寺や神社の管理をしているところですね。」

 さて、問題ですがこの三つの奉行の中で一番偉い役割をはたすのは、どれでしょう?

 篠崎くん「どれって、色違うし。www」

 松井塾塾長「そう、正解は寺社奉行

 江戸川区ん「なんで何ですか?」

 松井塾塾長「織田信長が、比叡山焼き討ちをしたよね。あれは、当時の仏教勢力があまりにも強すぎたからなんだよね。この状態を打破するために、比叡山の焼き討ちを行ったわけですが、江戸時代になってもまだ、寺社勢力は強かった。だから、寺社奉行はすごーく大事な役割だったんだよ。」

 篠崎くん「へーー」

 というわけで、本日の結論

 1、江戸幕府で征夷大将軍の次に偉い人は、”老中”

 2、江戸幕府には、三つの奉行が置かれた。寺社奉行・町奉行・勘定奉行  その中でも一番偉いのが寺社奉行ということになるね。

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