2015年9月23日水曜日

お金について(矛盾していると思っても読解で出たらそれが答え)


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日のテーマは、お金についてのお話ということになります。

 本日のテーマは「デフレについてお話していきたいと思います。」

 まず、デフレーションの根本的な理解から進めていきましょう。

 まず、世の中には、物とお金の2つしか存在していないということを、考えていきましょう。

 物の価値が、非常に高く、お金の価値が非常に低くなっていく状態この状態では、インフレーションが起こっていきます。

 逆に、物の価値が下がっていき、お金の価値が非常に高くなっていくこの状態に追い込まれるといわいる失われた20年の日本ということになっていきます。

 ここで、デフレーションから脱却するためには、基本的に必要なことは何かということを考える。

 ここでは、公民の知識をフルに活用していかなければなりません。

 それでは皆さんご一緒に考えていきましょう。(注意、あくまでも読解に出されやすいテーマに絞って書いていますので、本当の経済について知りたい場合は、経済学部にはいってもっと勉強する必要性があります。)

 ここでは、まず、道化師くんの意見から参考にしていきましょう。これが正しいというわけではありませんよ。

 1,デフレの根本原因は、高すぎるお金の価値にあるので、お金を刷りまくればいい。

 デフレの原因は、先ほどお伝えしたように、お金と物の価値を比べた時に、お金の価値が上がっていく状態から、発生するということになっている。よって、お金を大量に作ることによって、相対的なお金の価値を下げる必要性がある。よって、お金の価値を下げるべきである。

 2,デフレの原因は、需給バランスが崩れていることによるもの。

 デフレの原因は、みんなが買いたいとい状況が起こらないということにあります。

 であるならば、需要のマインド(気持ち)を増やす必要性がある。つまり、どんどん金を配っていくことによって、資金的なあまりが生じるので、人々の購買意欲を刺激する。

 また、デフレの時期においては、供給量(ものを作る能力)が、需要量(物を欲しがる能力)を大きく上回っていることにあるため、新規の産業の進出をできるだけ抑制するべきである。

 ということになります。という文章は、おそらく殆ど出てこないでしょう。

 デフレ政策の克服に対しては、かなりのウェートで占めるのが2つの思想

 1,公務員の給料を減らして、消費税の増税及び公共事業の削減による財政均衡をさせるべきである。

 まず、第一に国民の経済が疲弊している原因の一つが、国家の収支のバランスが崩れていることにある。これは、高コストな国を作ってしまい、民間の自由な競争を阻害させてしまっている状況になる。よって、民間の自由な競争力を促進するとともに、国家の役割を縮小させていくことによって、財政を均衡させるとともに、民間の力を最大限に発揮できる社会を構築するべきである。

 道化師「ここで、この文章を読んで矛盾しているぞと思う人は、頭がイイと思います。しかし、あくまでも入試とは正しいかどうかを言い争う場ではありません。底に書かれていることが正しいことになります。」

 道化師「例えば、この文章で、公務員の給料を削減、国家の財政支出を削減、これはデフレ政策になります。もう一度思い出してみると、デフレとは、物の値段が下がる、給料が下がる、物が買えない、物の値段が下がるのスパイラルにより発生します。これでも公務員の給料を下げるのか????」

 道化師「公務員の給料が高すぎる。なぜなら俺の給料はこれだけなのにどうしてこいつらはこんなにもらっているんだーーー。みたいなことなんでしょうね。もう一度あえていいますが、人は見たい真実だけを見る」

 2,規制緩和による自由化で民間の競争力を高めてデフレ脱却

 これも非常に多い論法の一つです。

 今、日本では閉塞的な経済状況に陥っています。これは、民間の自由な競争力が、規制によって新規参入できないという状況が続いているからです。この状況を何とかするためにも、規制を緩和し、新しいベンチャー企業や、新しい産業が自由に参加できるような社会システムを構築していかなければなりません。

 道化師「さて皆さんおさらいです。デフレとは、供給量が多すぎて、需要が追いついていない状況でしたよね。つまり、ものを作っても余っている状況です・・・・」

 道化師「ものを作って余っている状況なのに、ものの生産を増やす会社を作りまくるのですか?インフレの時の対策と間違ってません?」

 これもよくあることなのですが、この論法の基本概念は、人がものを消費しないのは、欲しいものがないからだという概念にあります。「カネがないから買わないというのが真実なのかもしれませんが・・・」

 それでも、「いやいや保育所とか足りてないしとか、病院とかの数が増えてない」ということを仰る人が多くいるでしょうが、福祉とはどんなに作っても足りることはありません。そもそも経済学の基本から外れていますからね。では、次回は保育所はなぜ足りないかでお送りしましょう。

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