2015年9月19日土曜日

格差問題(外伝)特殊な話


 どうもこんにちは道化師です。

 本日のテーマは「格差問題とロボット」についてお話していきます。

 え、なんでそれ関係あるのと思う人も多いかもしれませんが、これが非常に密接な関係を持っています。

 まず、日本の格差問題についてよく言われていることは、上はさらに上にそして、下はさらに下にそして中間層が消滅していくというのが議題に上がります。

 さて、問題はこの中間層がいなくなったことにあります。

 この中間層がいなくなることなのですが、それが起こったのは、アメリカの製造業で起こりました。

 今まで、工場労働者として働いていた人たちが、全てロボットに置き換えられてしまうという現状になります。

 この結果、中間層がいなくなるまた、大量に人が余るので、雇用側は、人を選べる、一方、労働者側は、雇用先を選べないという現状に陥り、中間層がなくなり、上と下との格差が広がるというのが普通の話。

 ところがである、ところがである。これが近年では、上位層まで脅かしてきている。例えば、銀行、証券、通訳、税理士、弁護士、公認会計士といったところまですべて、機会化の波に飲まれようとしている。

 一例で恐縮ではあるが、IBMの開発したワトソン、クイズ王に勝つという状況。しかも、すでに銀行に内定してしまっている。ベテランの行員と勝負して引けを取らなかったらしい。

 真面目な話で恐縮ではあるが、いわいるエリートと言われる難民が増えてきているのはご承知のとおりだと思う。

 この機会化の流れは、おそらく社会の流れを大きく変えてしまう危険性を持っています。この格差問題の最大のテーマは、どの職業が、ロボットに取って代わられるのか、ロボットに取って代わられないものは、何が残るのか?

 一応この3つが危ないらしい。頭脳がいいだけでコミュニケーションを必要としないもの。人件費が高すぎる職種。創造性のないもの。

 大変な世の中になっていきますね。某塾長の目標は、生徒への授業で、ワトソンと一騎打ちして勝てる最後の塾講師らしいよーーー。

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