2015年9月22日火曜日

お金の概念


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日のテーマは、「お金の概念ということについてお話していきましょう。」

 お金とは、そもそも何かということになりますが、一言で表すと、「信用」ということになります。

 これをかなりの人が理解していないという恐ろしさにあるわけなんですが、どうして誰も理解できていないのかがわからない。

 それでは、まずお金の実態について少しお話していきましょう。

 1,実際に出回っている現金の約9倍がお金の取引をされている。

 銀行なんかで日常的に行われていることの一つではあるのだが、銀行は、いつ、どんなときに潰れてもおかしくないという危うさを持っているのが銀行でもあります。

 銀行の預金残高が仮に1兆円あったとしても、銀行の金庫の中には、1兆円あることは絶対にありません。なぜなら、お金を誰かに貸し出すから。ということになりますよ。

 「そんなわかりきったこと何が面白いんだ?」という反応があると思われます。

 これが非常に怖い。1兆円預入がしているとしたら、そこには必ず預金者がいて1兆円預金していることになります。

 そこで、預金者が一斉にお金を引き下ろすようになったら、どうなりますか?

 そうですね。銀行は倒産してしまうということになります。

 これが非常にやっかいなことではあるのですが、銀行というのは、どんなにまじめに運営しようともどんなに優秀な人間が運営しようとも、どんなにスーパーな画期的なアイデアで運営しようとも、いつどんなとき潰れるのかがわからないということになります。

 ここで、間違っても、銀行のお金を全部引き下ろして金庫に入れようとするのは、もっと危険なのでやめてください。

 そこで、銀行に対しては、政府が、ある一定の金額までは保証しますよということを行う。ペイオフなどでも言われているように、普通預金の1000万円までは保証しますとか、金融危機が起こりそうになった時には、日本銀行がお金を供給しますよというようなことで対応してくれるわけです。

 つまり、銀行の裏側にある、政府というものが後ろ盾になり、日本国家というしんようがあるかぎり、銀行やお金の価値が失われることはありませんよ。

 ところが、もし、銀行という存在よりも安心できる預入先や投資先が見つかった場合いったいどうなるだろうか?

 銀行は、軒並み存在意義を失うということになってしまいますね。

 「そんなこと起こるわけないよwww」本当にそうですか?

というわけで結論:銀行が銀行として機能しているのは、銀行にあずけておくことが安心という信用から成り立っているものである。

 道化師「ポイントカードって何?」「ビットコインって何?」「そういえば今は、インタネットを通じてお金を自由に出し入れできるよね?」「シャドーバンクって何?」「本当にお金をすべて制御でき続けるのかな?」

 次回もお金についてのお話になります。読解に注意。

このブログで読まれている記事