2015年9月9日水曜日

持統天皇の政治改革


 どうもこんにちは松井塾の松井です

 本日は、持統天皇の政治改革についてお話しておきます。

 日本はよく女性の社会進出が遅れていると言われてますよね。

 江戸川区ん「ドイツだとメルケル首相とか、イギリスではサッチャー首相とかが出てきているのに日本だとそういった話は無いですよね。」

 松井塾塾長「そうだね。でも日本は昔のほうが女性でナンバーワンの地位に立つことは非常に多かった。卑弥呼・推古天皇そして今日の人物持統天皇がそうだね」

 篠崎くん「へー。」

 じゃあ、持統天皇が実際に何を行ったのかをきちんと見ていきましょう。

 主な政策は3つ

 1つめ、大宝律令の完成

 大宝律令とは日本で初めて出来た罰則付きの法律。「つまりこれをやったら犯罪」「刑務所に入れる」「死刑」などの制度を初めてきちんと書いたもの。

 江戸川区ん「じゃあそれまではどうやってさばいていたんですか。」

 松井塾塾長「まぁーそれはなんというか空気じゃないですか?なんとなく悪いことしてるんじゃないかというんでとりあえず刑務所とか、今日は気分がいいから無罪とか?」

 江戸川区ん「それじゃあ不満を持ちますよ。」

 松井塾塾長「そう。だからこそ役人に不正が横行する。権力を持っている人と仲良くしていれば罰せられる心配はないが、仲良くしていないと罰せられる。」

 こういった事例をなくすために出来たのが、大宝律令なんだね。

 2つめ、国司制度の完成

 地方に対しての統制がなかなかしにくい。そこで中央政府から国司を送り込んだりする。地方の役所に努めている親がいる人は聞いてみましょう。今でもこの制度は、名残として残っています。

 篠崎くん「そうか、地方としても中央政府の優秀な国司が派遣されれば仕事もスムーズになってうれしいもんね。だから今でも、国司制度が残っているんですよね。」

 松井塾塾長「次いきまーす。」

 篠崎くん「既読無視すんな。」

 ここで言う国司制度の良し悪しについてですが、一長一短があります。もし詳しく知りたい人は、大学にはいって地方政府についての研究をしてみてください。

 3つめ、福岡県に太宰府の設置

 唐にたいして、いまだに日本では警戒心が強かったためもしくは九州地方を制圧する目的で九州の大宰府を設置。ここで、屈強の男たち防人をおいたとされている。

 しかしこの大宰府防人すごーくブラックな企業になる。

 求人情報 防人

 勤務時間 24時間365日

 勤務内容:明日命を落とすかもしれない危険な職場です。働いても働いてもとくに何も出ません。日本を守るという強い使命感とやりがいを感じたい人募集。

 給料 0円

 有給休暇 なし

 食事、寝る場所 現地調達 

 往復の交通費 自腹

 往復中の食べ物 持ち込み 現地調達

 篠崎くん「今の日本に生まれてよかった。」

 松井塾塾長「この時代の防人は本当にきつかったというのはかなり有名な話ですね。」

 江戸川区ん「こんな求人で生きてるの現代なら松井先生ぐらいじゃん。」

 松井塾塾長「なんでやねん。」

 篠崎くん「いやだって、学生時代3日間72時間ぶっ続けで仕事してたり、睡眠時間平均3時間で勉強しながらバイトしながら生活してたやん。」

 江戸川区ん「40日間休み無しで仕事し続けてそのあと40日仕事してたんやったけ。あと朝昼晩働き続けていたのもありましたよね。それと松井塾コンビニかっていうぐらい開いてるし。」

 松井塾塾長「まぁ全て事実ですが、それでも防人の人にはかなわないでしょうね。」「それに比べれば私の仕事はまだまだ、働いていない方ですよ。」

篠崎くん「・・・・・。」

 というわけで本日のまとめ

 1,持統天皇が作った最初の法律  大宝律令

 2,国司を地方に派遣する 持統天皇

 3,太宰府(スーパーウルトラブラック企業)に務める人 防人制度を作った持統天皇

 一応、持統天皇の名誉のために言っておきますが防人は歴史の流れからいってしかたない制度ですし、防人制度のおかげで今日の日本があります。

このブログで読まれている記事