2015年9月29日火曜日

8代将軍 徳川吉宗


 どうもこんにちは、松井塾塾長の松井です。

 さて本日のテーマは、徳川吉宗の政治について見ていきたいと思います。

 篠崎くん「徳川吉宗は、何をした人ですか?」

 松井塾塾長「いろんなことをやった人ですので、一つ一つきちんと見ていきましょう。」

 1,上米の制(あげまいのせい

 徳川吉宗の一番初めにやろうとしたことは、まず何よりも、上米の制ということになります。とにかく税金が足りない。(米)何とかして、米を出させなければいけない。

 じゃあ、どうすればいいのかということを考える。

 大名には、もう一つ重たい税金の負担・参勤交代があります。

 参勤交代上米の制この2つをしっかりと覚えましょう。

 今までの、参勤交代は、2年に一度、これを4年に一度に帰る代わりにお米ちょうだいねというのが、上米の制ということになります。

 松井塾塾長「何にもなしに大名にお米ちょうだいといってしまうと、大名たちから、おこめあーげーまいと言われてしまいます。だから、参勤交代をゆるめましょうね。」ということになるんだね。

 江戸川区ん「お米あーげーまいって。寒いですね。www」

 2,目安箱の設置(めやすばこのせっち)

 松井塾塾長「今は、どこの会社でもだいたいあるんですが、メールによるお問い合わせフォームなんてのがありますね。あれの江戸幕府バージョンだと考えていただけると、わかりやすいですね。つまり、国民からの要望を効くためのメール受け付けセンターみたいなものになります。それが、目安箱ということになります。」

 篠崎くん「目安箱をおいておいて国民からの意見を参考にするつまり目安にする箱よって目安箱ということですね。」

 3,公事方御定書(くじがたおさだめがき)

 このころになると江戸という町が急速に都市化していきます。

 そうすると何が起こるか?人々の揉め事がしょっちゅう起こるようになっていきます。

 そこで、きちんとした法律を作って、裁判を公正にしましょうという流れになってきます。

 篠崎くん「公正(こうせい)ってなんですか?」

 松井塾塾長「公正とはみんな(一部の例外的な人々を除く)が、正しいと思えるような方法で、みんなが正しいと思える方法で揉め事を解決していくということ。」

 篠崎くん「へぇー公事方御定書って意味があるんですね?」

 江戸川区ん「先生。そういえば、法律といえば鎌倉幕府の頃に出来た、御成敗式目がありましたけど、あれとはどう違うんですか?」

 松井塾塾長「基本的には、鎌倉幕府の頃に出された、御成敗式目は、あくまでも武士同士の揉め事を解決するための方法であった。しかしながら、公事方御定書は、一応すべての民衆の揉め事に対応する形で行われたものです。」

 といったところが、重要な事項になります。というわけで結論。

 1,上米の制・・・大名たちにお米を出させる。

 2,目安箱の設置・・・国民から広く意見を聞くようにする。

 3,公事方御定書・・・公正で公平な裁判の実現を行う。

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