2015年9月19日土曜日

ソーシャルネットワークについて


 どうもこんにちは道化師です。

 さて本日は、ソーシャルネットワークサービスについてお話させていただきます。

 ソーネットワークサービス(SNS)とは、コミュニティ型会員制のインターネット上の空間だと思ってもらえるといい。だが、こんな話し方をするとわけがわからなくなる可能性があるので、簡単に説明します。(簡単じゃなかったらごめんなさい。)

 ソーシャルネットワークとは、簡単に言うと仲間だけの集まり。気の合う仲間だけで作る仮想(現実には存在しない)空間ということになります。

 インターネット上で限られたコミュニティを形成することで、部外者を入れないという閉鎖的な村をイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。

 さてこのソーシャルネットワークサービスについて、否定的な意見と肯定的な意見が存在することは皆さんご承知のことと思われます。

 では、多数意見の方から、本日も取り扱っていきたいと思います。

 ソーシャルネットワークサービス反対意見の論法

 1、若者たちが、内部にコミュニティを作ることによりより閉鎖的な思考の持ち主になり、思考が停止する。もしくは、思考に偏りが生じる。
 
 内部のコミュニティ形成というのは、互いの意見を交流する場として非常に友好な活用ができる反面、簡単に気に入らない友達をブロックしてしまうことになってしまう。このようなツールは、友人関係の希薄化に繋がる。また、学校現場・職場を問わずいじめの原因になる危険性があり、極めてまずい状況を生み出してしまう。

 また、このようなコミュニティの形成は、自分の気の合う仲間ばかりで形成される傾向があり、極めて排他的(自分と異なる意見のものを排除する)なものが形成されてしまう。また、自分と異なる意見のものと話をする機会がなくなり、結果的に偏見を持つことになってしまう。自分の思考かレベルをあげるためにも積極的に外の世界に行くべきである。

 2、本を読まなくなり知識レベルが減退する。

 SNSサービスを利用する頻度が高くなればなるほど、本を読まなくなる傾向が強くなる。本を読まないということは、性格な知識の習得がおろそかになり、知識レベルを低下させる危険性を持つ。したがって、本を読むなどの機会を増やし、SNSサービスの利用を極力控えるべきである。

 3、インターネット上の仮想空間のやり取りは、現実世界におけるコミュニケーションの希薄化に繋がる。

 インターネット上の空間のやり取りが密になればなるほど、現実の空間でのやり取りが希薄化することになる。実際に人とコミュニケーションを取る場合には、相手の表情しぐさ顔色・体調など様々な面を考慮に入れてお話をしなければならないが、SNSサービスにおいてはそれらの必要性がない。よって、本来 人としてコミュニケーションを取らなければならない場においてのスキルが磨かれる可能性に乏しいという状況になる。よって、現実の世界でのつながりをより重視するべきである。

 4、仕事中にSNSを使用するなどのことによって、生産力の低下を生じる。

 仕事中にSNSを利用する若者が急増している。これらは、社会における生産性の低下につながり、本来生産される社会全体の価値を著しく低下させるものである。また、SNSはどこでも簡単に利用できるため、様々な場面において利用してしまい、仕事に対する集中力の低下を生む危険性をはらんでいる。したがって、反対である。

 5、子どもたちの勉強の弊害となり、学習意欲の減退及び学力低下を引き起こす。

 これは実際にデータとしても存在しているケースが多いのであるが、スマホなどでSNSを利用しているケースに比べて、SNSの利用時間が短い子供のケースに比べて学習能力及び成績が悪いという現状がわかる。この結果からわかるように、子供に対する教育において、SNSは、マイナスに働いているケースが非常に高い。よって、子どもたちが、SNSを利用することには、反対である。

 6、公の場(仕事の場)における発言の仕方などを学ぶ機会が減少することにより、仕事で使えない人間が育つ。
 
 SNSにおける発言には、以上3つの要素がある。

 1,発言内容が単発。 2,思ったことをそのまま発信する。 3,発言内容が残る

 という3つの要素がある。つまり、実際の社会生活においては、「本音と建前」が存在するということをしばしば忘れた発言をされるケースが目につく。よって、SNSにおける発信では、本来身につけておかなければならない「社会的マナー」「会社でのマナー」が希薄になる危険性があるので、注意が必要である。

 7、自分と意見と異なる人間とのコミュニケーションを取らなくなる。

 SNSにおける情報の発信受け取りにおいては、自分のほしい情報及び自分に取って都合の良い情報ばかり収集する傾向にある。このことは、自分の意見と異なる人間関係を構築しなければならない時があるがそれが全く通用しないということになる。

 自分の意見と異なる意見に耳を傾けるそういった姿勢を重要視するためにも、SNSにおけるコミュニケーションには限界があると考えられる。

 8、人間関係に疲れる。

 SNSにおいての発信では、既読無視をするなとか、いいねのボタンを押さなければならないというような暗黙のルールが存在している。この暗黙のルールによって非常に人間関係に息苦しさを感じるケースが多い。例えば、SNSを利用したゲームでは、友達がやめようと言わない限り続けてしまう。もしくは、ラインでのやり取りでは、一方がやめるまで気になってやめられないというような状況になる。本来SNSとは気軽な人間関係を目標に作られたにもかかわらず、かえって息苦しい状況を生み出してしまっている。

といったところが主な反対意見の読解の論法だと思われます。

 道化師「ただ、あくまでSNSは道具なので、いいとか悪いとかと言うより使っている人間の心がけ次第だと考えるのは私だけでしょうか?」

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