2015年9月26日土曜日

成功するかどかは遺伝子に組み込まれている。


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日は、かなりエキセントリックなタイトルでおおくりしておりますが、このテの話題というのは、大学入試では基本的に頻発するたぐいの文章の一つでもあります。

 しかし、あえて断言させていただくと、そんなことはない。

 一時期、ヒトゲノムが盛んに叫ばれていたことがありますが、DNAを解析すれば人間乗っ全てがわかるのではないかといったようなことが言われていましたが、実は現在時点においてはよくわかっていません。

 このことからわかるように、遺伝子と人間が成功するかどうかということは、全く相関性がないとされています。

 そして、ここで、ヒトゲノムについてわかるかもしれないとされている分野は、その人が、どういった病気に強くて、どういった病気に弱いのか?もしくは、遺伝的に病気を持っているのかということがわかるのではないかということ。

 実は、この問題は、非常に根深い問題をはらんでいるということを皆さんにご紹介しておきましょう。

 ヒトゲノムの問題点

 1,新たな差別が生まれる。

 はい、これが最も倫理的にやばい問題点を含んでいるのですが、結婚する前に、自分の遺伝子と相手の遺伝子を見比べます。それをコンピュータで解析することによって、生まれてくる子供が、どのくらいの確率で先天的な遺伝の障害を持って生まれてくるのかということがわかります。

 今までであれば家柄の違う者同士の結婚の反対や、就職をしていない男性との結婚及び女性との結婚の反対という問題がありましたが、先天的に遺伝の障害を持っているということがわかってしまうと、結婚を敬遠される危険性があるということになります。

 これは、先天的に問題のない人にとっては喜ばしいことですが、(実はDNA的には)先天的に障害を持つ子供が生まれやすいという事がわかってしまうと、その人が、結婚差別職業差別などの様々な弊害を受ける危険性があるということです。

 結婚だけではなく、保険商品に加入する際にも他の人よりも高い金額を請求されてしまうというリスクを常に背負わなければならないという問題をはらんでしまいます。

 2,個人情報の問題

 遺伝子の情報をデータ化する際に必ず、どこかに保存されてしまうわけです。今までであれば、自分の生年月日、趣味などのことでよかったものが、自分の先天的な障害及び、病気になりやすい情報などが、他人に渡ってしまうということは、かなりのリスクをはらんでいることになります。

 3,中途半端に自分の病気のリスクがわかるために、ガンの検診などを受けなくなる。

 例えば、自分ががんに係るリスクが少ないということがヒトゲノムでわかったとします。そうすると、自分は、ガンにかかりにくいのだと変に過信をしてしまって、がん保険に入らなかったり、ガンの定期検診を受けないということになってしまいます。

 その結果、多くのがん患者、不幸な患者をうみだしてしまうことになってしまうという危険性をはらんでいます。

 道化師「まぁー以上のところが読解に出されるテーマの一分になってしまうわけだけれども道化師くんから豆知識な情報をひとつ」「近年、DNAからRNAが複製されるというのが、定説とされていましたが、学会の中には、RNAからDNAを複製するという研究結果も報告されています。つまり、これが証明されると、進化論そのものの見直しになるのですが、努力して得られた結果が、遺伝子にも影響するかもしれないということです。」「まぁそんなことは、学者に任せておきますが、自分が決して不利な状況にあっても、諦めないど根性で未来は変えられます。」

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