2015年9月23日水曜日

お金について(福祉編)サブタイトル(保育所はなぜ足りないのか?)


 どうもこんにちは、道化師です。

 さて本日は、お金についてのテーマになりますが、「保育所が、足りない」についてお話していきます。

 とその前に事実だけお伝えさせていただきますが、高福祉高負担の国で有名な国ご存じですか?スウェーデンですね。まぁ、今大変なことになっているみたいですけどね。私は、大学で猛烈に反対したのを覚えていますが、敬愛すべき田中角栄先生のお言葉にさせて頂くならば、「福祉は天から降ってくるものでもなく、外国から与えられるべきものでもない。バイタリティあふれる日本人の作った経済力を持って初めて成し遂げられるものである。」

 道化師風に言うなら「みんなががむしゃらに働いて、働けない人を支える」ということになります。

 従って、そもそも病院にしろ、託児所にしろ、公民館にしろ、図書館にしろ、福祉政策なるものはすべて赤字になってしまうということになります。

 もしも、採算性のことだけで託児所を作ったらこんな託児所ができます。

 ブラック託児所

 子供がいっぱいいます。職員ほとんどいません。料金は高い。


 みたいな状況になってしまう。これが非常にやっかいなんです。もしも、託児所や老人ホーム(税金や補助金を使わずに)を作って儲かるとわかっているなら、どんどん増えます。

 ここで、大学受験をする皆さんは、常に考えておかなければいけません。世の中の商売の基本は「ニーズ」だけではダメです。困っている人が何人いてもそれだけでは商売にはなりません。「ニーズ」と「それに対してどれだけお金を払ってくれるかということ」が大切になってきます。

 ゆえに、託児所の数が増やすためにはそれを作るための原資つまり金が必要になってくるということ。そのためには税金を増やさなければならない。しかし、その税金を増やすということになると産業の競争力は低下するということになります。

 しかし、現実的な話はおいておいて未だに多くの大学では、この論法も生きています。

 「経済発展のためには女性の活用が急務」「託児所などを増やす政策を増やすことで少子化をストップしましょう」「少子化していく現状では経済は停滞する」「経済成長が停滞するのは良くないから移民の受け入れを」などなど

 また、これらの論法で攻めてくる入試問題に関しては、またのきかいに。

 道化師「私は、大学で、一番印象に残った経済学部の教授の話で好きなのは、安易な解決策は不幸を招くですね。皆さんは、大学に行くことがゴールではないはずです。世の中は、簡単には解決できないことがたくさんあります。だからこそ、一生懸命学ぶのです。一生懸命遊ぶのです。そして、一生懸命働いてください。」最後に「世の中は、簡単には解決のできないことがたくさんあります・・・・だからこそ人生は楽しい」この言葉の意味がわかる日が来ると思います。

 「何があってもくじけるな!!!」「福祉は天から降ってこない。一生懸命働いてその先に豊かな福祉国家が出来上がる!!!」

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