2015年9月21日月曜日

海洋汚染の実態


 どうもこんにちは道化師です。

 本日は、海の資源海洋汚染などについてお話させていただきます。

 ここで重要な概念をひとつ

 「海洋汚染が進んでしまうと、我々の大好きなイクラ・ウニ・マグロが消えてしまう大変だー」という気持ちを持ってください。

 間違っても「人工のイクラのほうが生臭くなくていいんじゃない?」とか「その代わりブラックバスとかブルーギルが増えているからいいんじゃない」とか「クラゲの数は年々増えてるよ」というツッコミをいれてはいけません。

 環境破壊問題において重要なことは、価値のある生物と価値のない生物にわけられます。(極めて人間の都合の良いように)「だから人間にとって見た目が美しい」とか「希少性がある」とか「おいしい」という理由のあるものは、保護の対象になりますが、そうでないものに対しては、おおよそ議題に上がってくることはありません。

 皆さんも、訴えかけられてもピンとこないでしょう?

 例「今、カラスが絶滅しそうなんです。カラスが可愛そうだと思いませんか?カラスは、我々に何も悪いことをしない上に賢い動物なんです。ただ、生ごみを漁っているだけなんです。どうしてみんなカラスを迫害するのでしょう?」

 道化師「これ言われて助けようって思う人います?」「カラスに愛着あるの某塾長だけですよ。」でもこれが・・・

 例「今、イルカやクジラが絶滅し王なんです。イルカやクジラが可愛そうだと思いませんか?イルカやクジラは我々に何も悪いことをしない(実際にはよく船に激突する)上に賢い動物なんです。ただ、楽しそうに泳いでいるだけなんです。どうしてみんなイルカやクジラを迫害するのでしょう?」

 道化師「これは、事実としてかなりの支持を集めている。」「ここで大事なのは、それがいいか悪いかではなく、読解を解く上で暗黙のルールがあるということである。」

 それでは、海洋汚染の原因物質について見ていきましょう。おおよそ3つ。

 1、工場からでる有害物質

 工場から出る有害物質が、海に流れ込み、その物質が海洋に対して悪い影響を与えるということ。現代の日本ではほとんど確認されていない。2000年から2011年にかけるまで、政府が認定した海洋汚染問題は皆無に等しい。よって、現代ではあまり見られなくなった主張であるが、世界という視点で見た場合は、まだまだ問題もたくさん残っています。(原子力関連の汚染水がどの程度影響するかは不明)

 2、生活環境から出る有害物質

 これもよく言われること。人間の生活から出る有害な排出物が下水を通って直接海に流れる。よって、人間の都市化が問題であるという話。(個人的にはいつの時代のはなししてるんだよと思う平成25年度ベースでおおよそ88%占めている上に大都市における下水道普及率2005年ぐらいから80%を超えている。むしろ、有害排出物問題は地方の問題だぞと思うが・・・・)発展途上国においては、まだ残っている問題の一つである。現在、官民を上げての下水処理の問題の取り組みを行っているというのは、みんながよく知っている会社とか(商社とか物産)とかでの事業で行われているのでよく覚えておこう。

 3、二酸化炭素の増加による海洋の酸性化

 これは、京都議定書が出てきてからよく出てくるが、二酸化炭素が排出する。それが海に溶ける。そうすると酸性雨になる。酸性化するので問題である。よって二酸化炭素削減になるということであるが、これは、どっち出てくるのかわからないので別の意見も参照する。

 発展途上国の工場の幾つかは、脱硫装置(硫黄などの有害物質 一応断っておくが、硫黄温泉からでるような量のレベルの硫黄ではないよ。鼻がもげそうなぐらいの量がでる状況)をつけずに運転している場合が多い。これが海洋に影響を及ぼしているという説。

 道化師「とまぁーこんなところが海洋汚染問題と、海洋生物に関しての話になるだろう。」「ところで、東京の水はまずいとか臭いとか言う人が今でもたまにいるけど、おそらくそれは思い込みだろうと個人的には思います。実際湧き水と水道水(特に水道局からすぐ出てきた水)を比べてわかる人はいないのではと思いますが・・・」「私は、わからん。」

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