2015年9月7日月曜日

いけ聖徳太子問題は山積みだ。


 松井塾塾長の松井です。

 本日は、聖徳太子についてお話していきたいと思います。

 篠崎くん「先生それなんて読むんですか?」

 松井塾塾長「しょうとくたいしと読みますよ。」

 江戸川区ん「何したの?」

 松井塾塾長「良い質問ですねでは実際に見ていきましょう」

 昔あるところに聖徳太子がいました。彼が就任した先それは、貴族たちが政治を執り行う場所なのだが・・・・

 基本的にこの人々は人の話は聞かない。何かあるとすぐ切れる。戦争する。暴力が支配する社会。親がどんだけ偉いかで子供の地位がすべて決まる。外国(基本的には現在の中国)との関係が危ない。そこで聖徳太子の課題は3つ。

 1、みんなに言うことを聞かせる。

 2、実力のあるものを登用する。

 3、中国(隋 ずい)との関係をどう行うか?

 さぁ頭が痛い案件ばかり。聖徳太子は、どう取り組んでいくのでしょうか?

 みんなに言うことを聞かせるにはどうすればいいのかな?

 江戸川区ん「とりあえずどつく。」

 篠崎くん「聖徳太子がむちゃくちゃ強くなる。軍隊を持つ」

 松井塾塾長「おいおいどこの不良の発想だよ」

 ここで聖徳太子が思いついたのが「決まりを作る」ということなんだね。

 その決まりがこちら、17条の憲法をつくるということ。

 もちろん基本的なことばかり書いている。

 朝はちゃんと出社しろよとか、挨拶しろよとか、上司の言うことには従えよ。みたいなそういうふうにきちんとした役人としての心構えを大切にしましょうねってこと。みんなの学校にも忘れ物をするなよとか廊下を走るなとか挨拶をしましょうとか勉強しましょうとか張り紙が貼ってあるでしょう。

 張り紙が、貼ってあるとそうしなくっちゃとなるでしょ。

 篠崎くん「なりません」

 松井塾塾長「そうですかでは、篠崎くん宿題2倍にしましょうか?」

 篠崎くん「なります。それはもちろんなりますよ先生。」

 というのが一つ目のお話。

 2つ目は、実力のある人をきちんと使おうぜという話。

 それがこちら「冠位十二階」という制度実力ある人にそれなりの地位を与えそれを誰が見てもわかるようにするシステムを作ったんだね。例えばコックさんは偉いコックさんほど、帽子の長さが大きい。みたいなシステムね。

 江戸川区ん「わかったぜ、つまり、偉い順にかんむりの大きさを変えていったんだな。一番偉い奴は12階の高さの冠を与えられてそれをかぶったんだ。だから冠位十二階ですね。」

 松井塾塾長「ちがいます。」

 江戸川区ん「冷静に言われると凹むは・・・・・。」

 松井塾塾長「間違いは恥ずかしくない。ただ、間違い続けるのが恥ずかしいことだよ。」

 冠位十二階のシステムは、色によって識別されたとされています。

 3つ目は、中国の隋との交渉ここで登場するのがもちろんこの人小野妹子さんだ。

 篠崎くん「女ですか?」

 松井塾塾長「男です。」

 江戸川区ん「美人だったけれど結婚できなかった人ですね?」

 松井塾塾長「それは、小野小町さん!!!」

 さてこの小野妹子さんは、現代の妹キャラの先駆けではなくて、遣隋使となった。

 遣隋使として隋に送り込まれた小野妹子さん衝撃の内容を隋の皇帝に送ることになる。

 隋の皇帝が受け取った手紙

 「日いづる所の天子日没するところの天子にいたす。つつがなきや」

 現代風に直すと

 「いま日本伸び盛り。いつでもどっからでも隋ごときたたんだるわい。かかってこんかい」という内容を敬語で送っているという恐ろしい文章。

 篠崎くん「すげぇーな。どうなったの?」

 松井塾塾長「隋の皇帝ブチ切れだったよ。」

 江戸川区ん「その後どうなったんでしょうか?」

 そのへんは長くなるので、また次回に回していきたいと思います。

 というわけで本日のおさらい及び用語の学習

 1,役人に決まりを守らせよう「十七条の憲法」

 2,実力によって評価しよう「冠位十二階」

 3,小野妹子を隋におくろう「遣隋使」

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