篠崎にある松井塾の塾長が高校生・中学生向けに大学受験・高校受験を突破のために作られたブログになります。基本的には、入試で出された問題をベースにして勉強に親しみやすいものとなっております。ご覧になられた方には、賛否両論あると思われますが、何卒よろしくお願いいたします。
2015年9月22日火曜日
お金の重要な要素
どうもこんにちは、道化師です。
さて本日は、お金の重要な要素についてお話していきます。
本日のテーマは「お金で最も大切なのは使いやすさ」である。
お金ってなんですかという質問において、第一の答えは前回もお伝えしたように信用によるものであるというのが、代表的な答えでしたね。
それでは、本日の重要なテーマは、お金において重要なものは何ですかということで、使いやすさということを学んでいきましょう。
時々、間違ったと言ってもいいのかもしれませんが、読解ではよく出るので、こちらも先に言わせていただきましょう。
1,基軸通貨国になるのは、世界の中で最も信用力のある貨幣である。という論法。
道化師としては、異論のあるところではあるが、代表的なものなので抑えておきたい。
読解
基軸通貨とは、世界中で軸となる通貨、それは、国の信用力、経済力、軍事力などによって決まる。基軸通貨になった国(アメリカ)は、世界中のどこでもドルを使用することが可能になる。そのことから考えると、基軸通貨国になった国は、自前の輪転機でお札さえ作ってしまえば、世界中のありとあらゆるものを手に入れることができる。
という結論。よって、アメリカはけしからん。とか、日本は、円高にして基軸通貨国を目指すべきだというような論調が見られる。(かなり、一時期までは多数意見であったし、現在でもその流れは強い。)
2,1の意見とは反対の意見。基軸通貨とは結果でしかない。
基軸通貨国になるためには、流通量が問題してくる。より広い範囲で、より多くの人々に使いやすいという状況になって初めて、基軸通貨国になることができる。
また、基軸通貨国になることによって、利便性が上昇することによって、自らの国の企業が他国に対して進出するときに非常に有利であるという側面を併せ持つ。
日本のように、グローバル化されていない市場を中心とする経済においては、基軸通貨国になるということは、国そのものの体制を変更しないかぎりありえない。よって、円高に誘導したからといって、基軸通貨国になるということはない。
道化師くんは、どちらかと言うとこの主張に近いかもしれません。
そして、本日の応用技。
3,グローバル企業の発行する通貨の利便性が高まりによる仮想通貨による単一資本の支配
先程も述べたように、通貨において重要な要素というのは、2つある。信用力と流通量この2つに起因する。この場合現在存在するグローバル企業の中には、企業を国としての規模で見た場合に、トップ20ぐらいに入ってくる企業はいくつかある。こういった企業が、仮想通貨を作った場合において、流通できる範囲及び使える地域は世界中ということになるので、格段に利便性が上がるということになる。
この状況になった場合、基軸通貨が、ある特定の企業に移ることになる。これは、非常に恐ろしい事態ではあるが、国家の統制がきかない世の中ができるということになる。
仮想通貨の怖さということでは、こういったところをついてくるのが定石ではないかと思います。
というわけで結論
基軸通貨国は、基軸通貨万能論(ドル札すって顔の頬たたくと発展途上国は言うことを聞くのよ)という派閥と 基軸通貨国は、その国がグローバル経済での経済活動の結果とする2派閥があるということを覚えておこう。
もしも、国家以外の何者かが通過を作り出せるような日がきたら、世界の姿は少し変化するかもしれない。
道化師「ところでビットコインってなんだっけ???」
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